こんにちは♪
もっけです!
今日は、新人看護師・新人助産師・看護学生・助産学生向けに「メモの取り方」のコツをお伝えしていきます。
私の新人時代はメモを取るだけ取りまくっていました。
先輩から、「あなたメモだけは立派に取っているけど、それ何かに活かしてる?」
とつっこまれ…。
ただ書くだけではだめだ、工夫しなければ…と試行錯誤した覚えがあります。
メモの取り方が分かると、自分に不足している知識や技術が分かります。
そして、メモから効率的に何を勉強していったらいいのか読み取れるようにしておくと、きっと自分のために役立つと思います!
どんな時にメモを取るの?
・新人研修
・病棟オリエンテーション
・先輩から教わるとき
・疑問が出たとき
ざっとこのような感じでしょうか。
病棟オリエンテーションをしている側は、教えるときに全くメモを取っていない人がいると、「聞き流していないかな?」と心配になります。
メモを取ることで、「しっかり聞いています。」と印象も良くなります。
メモへの書き方はどうしたらいい?
略語を使う
私は自分に分かる略語を使っていました。
例えば…
子宮底臍下3横指→N下3、P→痛みなど…慣れてくると数秒でメモをとることができます。
ポイントを書く。
教えられたことを一言一句書いていると時間がかかるし、手も疲れますよね。
例えば病棟オリエンテーションで、病棟目標を聞いているときなど…ついついすべて書きたくなってきます。
全て書きたい気持ちを抑えながら「一番大事なポイントは何か?」を意識して、集中して聞き、その単語をメモするといいです。
後からメモを見返したときに、急いで書いて何が書かれているのか分からない文章よりも、ポイントのみが書かれている方が理解しやすいです。
例
『病棟目標は、「妊産褥婦の安全安楽を守り、継続支援を行う」です。』
とオリエンテーションを受けた場合、私だったら
「安全安楽」と「継続支援」をメモします。
メモの活用方法は?
調べる単語にマーカーを
業務や実習に慣れていないころによくみられる場面ですね~。
私が新人のころは、日々の業務をこなすのが精いっぱいでメモを取ったら取っただけ…
とてももったいなかったことがありました。
新人や学生のころは何かを教えてもらったら、早いうちに調べておくことが自分の成長にもつながります。
私は調べる必要がある用語に、★マークをつけていました。そしてどんなに疲れていてもメモだけは毎日見返し、★マークがついている用語だけは最低限調べるようにしました。
最初はメモにあふれていた★マークが、慣れてくるとだんだん減ってくる日が来ます。
そうなると、分からないことが減ってきたな!とモチベーションアップにもつながります。
看護基準を活用する
看護基準を見返したいと思ったときに、ナースステーションの棚まで戻る必要がありますよね。
私は師長の許可を得て、自信のない処置などはメモに看護基準を縮小コピーして貼り付けていました。
処置の前に「ここの手順どうだったっけ…」すぐに確認できるので、とても重宝しました。
メモを取るときに注意することは?
勉強用メモに個人情報は書かない
落とさないようにする
個人情報の取り扱いには十分注意していきましょう。
私は後からまとめることが好きなので、ノートは2冊準備し「走り書き用ノート」・「あとからまとめる用ノート」に分けていました。
調べたことが積み重なると「あとからまとめる用ノート」が分厚くなってくるので、自分頑張ったな~と密かに思える大切なノートになりました。
そして、このノートは自分が新人教育に携わることになった際にとても役に立ちました!
まとめ
助産師になって10年以上たちますが、今でもわからないことは出てきます。
自分のメモは調べものをするときの土台になっています。
たかがメモ、されどメモです。
新人・学生時代から自分に合ったメモの取り方を是非見つけていってください!
ではでは~。